大沼「ヴァーーーーオ!!!!もうわしゃ限界じゃぞ!!まさきち(当店の副店長)よ、もうわしは自粛などやめじゃ。釣りも行くし居酒屋で大宴会しちゃる」
まさきち「ヴァーオ?!何を仰いますか。それじゃあせっかくスタッフみんなでせっせとサナマックス(店内除菌に使っている消毒液)したのが水の泡ですぞ!」
沼「ふん。構うもんか。わしは家と生田緑地を延々往復し続ける日々はもうこりごりじゃわい。渋谷のマックで爆食しちゃる」
ま「うむむ。殿の我が儘にはいつも手を焼かされる…いやしかし、仰ることは確か。小生もそろそろ外食なぞ嗜みとうございます。お言葉ですが、殿ともあろうお方が渋谷のマク↑ドとは、これいかがなものか…」
沼「こりゃ。わしの気勢を削ぐような発言をするでない!もうわしゃマク↑ドの口になっとんねん。ああいったジャンクなものが食いとうてたまらぬ!渋谷…は特に普段からあんまり好きじゃないが、『行くな!』と言われると行きたくなる!ただそれだけの話だ!!ともかくマックを寄越せい!さもないと火を放つ!」
ま「(すーぐ火ぃつけんなこのやろう…)そうは仰いましても、この宮前の地を治める殿ともあろうお方を、あのような危険な地へ行かせる訳にはいかないのでございます。いかがでしょう殿、ここはひとつ隣国元住吉にある”豚星。”で手を打ってはいただけなかろうか?」
沼「むむっ?!"豚星。"じゃと?!聞いたことないが、なんと甘美な響きよ。まさきちよ、詳しく献策いたせ!!」
ま「はっ!俗に言う”次郎インスパイア”の店でございまして、初年度食べ○グ新人賞を受賞した名店。キレのあるスープに、少々ダレた麦香る麺。こんもりと盛られた野菜はもやしが多め。その頂点に輝く脂はダイアモンドの如し。粗みじんのニンニクをスープに混ぜて麺をすすると、突き抜ける旨味。豚(チャーシュー)は前半で食べきらなきゃお仕置きよ…と、今日はこのくらいにしておきましょう。そんな名店が”お持ち帰り”をやっているのです。椀(鍋)を持参すると、城で食すことができる…。さぞ奥方もお喜びになられる事かと…。」
音楽スタジオのブログにこれを載せたのは、おそらく我々が最初でしょう
沼「(えッ、なにそれ?マジ?…今日このあと絶対行こっと)
おお!!よくぞ申してくれた。それでこそ、我が軍師よ!わしのジャンクフーズに対する抑えがたい欲求を瞬時に見抜き、より魅力的なコンテンツを即座に提案するその敏捷性、まさに見事であったぞ。褒美の15,000ガバス、心して受けい!」
ま「ありがたき幸せ。(今時ガバスで何しろってんだこの人…)」
沼「うんうん。わしはすっかり機嫌よくなったぞ!我が息子(ボーイちゃん)よ!!今日のディナーは脳天直撃の"豚星。"、これで決まりじゃ!!」
ま「なりませぬ(峰村リエ)」
つづく