こんばんは。21時前ともうすっかり遅くなってしまいました。
4週連続で登戸店のブログが鉄オタになってしまいました...。申し訳ございません。まさか自分でも毎週この日に出勤しているとは思いませんでした...。
さてさて、、
本日出勤時に我が登戸店店長より
「新幹線が380km/hなんてすごいね!!」
昨日のニュースの新幹線の話題で盛り上がりました。
ということで、本日は新幹線の話題でも。。。
きっとバイク好きの我が店長は、スピード教なので素早いものに興味が惹かれるのでしょう...。
と言っても実際に営業運転で380km/hで走行するという事ではなく、東北・北海道新幹線の札幌延伸時に360m/hでの走行を目指して、ALFA-X*という試験車両が試験走行中なのです。
実験としては400km/hでの走行も目指すようです!はやーい!
ALFA-Xの2種類の先頭形状を試験採用することで、トンネル進入時の車体等への圧力を分析するとのことです。ちなみに10号車のノーズは驚異の22m。現在フラッグシップのE5系は15mです...。長い...。
*Advanced Labs for Frontline Activity in rail eXperimentationの略。ナゲェ!
https://tetsudo-ch.com/1235030.html
列車が速度を向上させるにあたって問題となる障壁は、制動距離・走行騒音・トンネルドンが代表的です。これらを改善するために、試験車両が製造され、数年にも及ぶ試験走行においてデータを蓄積し、その結果から量産先行車という営業運転形式の第一編成が誕生します。細かいことは超割愛しております...。
ちなみに新幹線の先頭車両の形状が在来線のように平面ではなく、長いノーズを持った流線形であるのは、トンネルドン対策のためなのです。トンネルドンとは、列車がトンネルへ高速で進入するとトンネル内の空気が圧縮され、さらに拡散場所のないトンネル内で圧縮され、進入側とは反対側の出口で衝撃波のようになり、一気に解放される際に発破音などが生じる現象のことです。
JR西日本が開発した500系新幹線は、美しい流線形と近未来感のある丸み帯びた車体で当時の世界営業最高速度である300km/hでの走行を実現させました。しかし、先頭車両のノーズが長く、JR東海の車両と先頭車の乗車定員が異なり、嫌われたとかなんとか...。知らんけど。
東海道新幹線に乗るときは必ず狙って500系に乗ってました...。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:JRW-500-nozomi.jpg
そして日本国内での営業最高速度は東北新幹線のE5系(H5系も同様)の320km/hとなっております。これでもすごく早いんですが、JR東日本が360km/hを目指すのは、東京から札幌までの所要時間を極力短くすることで、日本トップシェアである羽田新千歳間の飛行機利用者を獲得しようとしている狙いが考えられます。
バンドマンも札幌まで新幹線でドウスカ?
そんなこんなで、日本の鉄道はこれからも未来に向かって突き進んでいくでしょう...。このコロナ禍で満員の電車や満席の新幹線を見たらそれはそれで「んー...」と感じますが、リニアとか360km/hとか、あーたのしみだなーってワクワクしている鉄オタであります。
ちなみに鉄綸式での世界最高速度は、TGV 574.8km/h (2007年/フランス)です。
※日本国内では443km/hが最高
はやすぎー!!!
ということで、その映像を紹介して本日はお別れでございます。お急ぎの方は8分ごろからご視聴くださいませ~~!
4週連続でお付き合いいただきありがとうございました。
ではではー!!!