こんにちは、暑い日が続きますね。
横浜西口店、マニピのKです。
町田店勤務の鍵盤弾きA君からマニピについてブログ書いてもいいんだぜとブログ越しに言っていただいたので書いてみようかと思います(笑)
(自分とA君の出会いについてはA君が更新したブログをチェックしてみてください!!)
それでは参ります。
まず初めにごめんなさい実はマニュピじゃなく、マニピュレーターなんですwww
なんで省略してマニピまたはMPとかになります。
よく間違われるんで全然気にしてないんですけど、一応www
あまり耳にすることがない業種でプロのライブ現場やレコーディング現場に行かないと存在そのものを知らないですよね、近年はSNSが普及して認知されてる方も年々増えてきたかなと感じます。
因みにお仕事スタイルはプロのスタジオミュージシャンみたいな感じです。
では本題です。
ざっくりというとマニピュレーターはDAWを使ってライブで音を出す仕事です。
どうやってなるかというと、勢いです。いやマジで。
やる気があれば0からスタートでもなれます。でも楽器が弾けたり楽譜が読めたり、DAWを触れたりした方が圧倒的に有利です。
既にマニピのプロの方に直談判してみてください、やる気があればボウヤとして現場に連れっててくれるかもしれないです。
仕事の内容ですが、バンドが出していない音をマニピが出してあげます。
本人のコーラスやハモも出してあげます。
データとバンドの音を聞いてデータの音量バランスとったり、EQを施します。
要するにリハをしながら瞬間でライブ用にミックスしてます。
そのためにはエンジニア的な耳やスキルも必要です。
楽曲もライブ用にイントロを倍にする間奏を倍にするも日常茶飯事、ギターの重なってるところはデータでオブリを出してあげるなど音楽的な知識や実際に楽器が弾けるなどバンドとのコミュニケーションとしての知識が無いと大変です。
他にもDAWからMIDIやタイムコードなどを送って映像をリンクさせたり、ギターアンプのチャンネル切り替えやプロンプ(歌詞のカンペ)の切り替えなどDAWでできることは何でもします。
ライブ本番では決まったきっかけなど踏まえてタイミングをみてスペースキーを押して曲をスタートさせます。すると演者のイヤモニにクリックとボイスカウントが流れ同期と合わせて演奏したり歌ったりとなるわけですね。
逆をいえば自分のPCが止まればライブ止まります。
しかも機械がやることなのでいつ止まるかわかりません、メンテナンスなど止まらないようなことは幾つも施してますが止まるときは止まります。
なのでPCも2台準備してます。メインが止まったら自動的にサブに切り替わるシステムを組んでるので機材の知識も必要になります。
かなりざっくりと書きなぐったので細かいところ端折ってます(笑)
マニピになるために必要なスキルをまとめると、
・音楽的な知識がある(バンドメンバーとの意思疎通のため)
・エンジニア的な知識がある(PAチームとの意思疎通のため)
・DAWの知識がある(なんでも良いですがエディットスピードが重視されるので慣れてるのがよいです。自分はprotoolsです)
・機材の知識がある(マニピは基本現場に1人でいきます。トラブルが起きてもだれにも頼れません)
・メンタルおばけである(ドームやアリーナの数万人の前でもビビらず曲スタートさせられる、トラブルが起きたら落ち着て対処できるなど)
・体力がある(ライブ本番まで仕込んだり寝る時間があまりない場合がある)
・コミュニケーション能力が高い(とにかくいろんなセクションと話しまくります、人柄良くないと現場を円滑に回せません。)
まだまだ書ききれないこと沢山ありますが今回はこの辺で勘弁してください
A君これで大丈夫ですかね?(笑)
落ちついたらゆっくり吞みたいね~
ではまた