クラウドナインスタジオ OFFICIAL BLOG

音楽とダンスのリハーサルスタジオ【クラウドナインスタジオ】公式ブログです。

色んな楽しみ方があるよね。

 

 

お久しぶりです。

登戸の&乃木の人です。

 

先日櫻坂46『流れ弾』『Dead end』のMVが公開されたのですが、今回は昇天していくブログでなく真面目にいろいろ書きます。

櫻坂46ってもちろんアイドルとして個々人を推したり、昇天したりする良さもありますが、別の角度からも楽しめるんです。今回はそんな内容です。

 

まずはこちらをご覧ください。

 

凄すぎますよね。映像とダンスに圧倒されます。

これは欅坂46の時からそうなんですが、このグループは”アイドル”としての一面よりも”アーティスト”としての一面が強い気がしてます。

演出やクリエイティヴの部分で勝負してるというか感じというか。

今回、田村保乃というビジュアル面最強で、世間ではあざとかわいいとされがちな彼女がセンターになって、「かわいい路線になるんだろうか?」とおもっていましたが、欅坂のクリエイティヴで魅せてくれる路線を1stから変わらず継承してくれてうれしかったです。

 

実はこの『流れ弾』って曲、ラジオでのオンエア時はあんまり好きになれなくて。

でもこのMVが公開されてからはめちゃくちゃ好きになりました。曲の途中に、曲が終わったかのようなブレイクが入るのですが、最初は「ちょっとやりすぎやないか?」って思っちゃてて。

それもMVを観る事で解消されたというか。監督の演出や、メンバー一人一人の表現にやられてしましました。

 

次はこの曲。

 

まず演出とかの話に入る前に、まず森田ひかるがカッコ良すぎるし、何よりそれを支える人たちの層が厚い。

1stと2ndの時って、初センターの三人(るんちゃん天ちゃん夏鈴ちゃん)を支えるために、理佐ぽん姉さんがいたって感じなんですけど、1stと2ndを経て、その三人が成長したためか、この楽曲で言うと、るんちゃんを支える天ちゃんが強くなってますよね。

 

前に書いた『流れ弾』で言えば、夏鈴ちゃん小池のシンメの強さですかね。どこを観ても安定感あるというか、「最高やな」って思えるの、乃木坂に似た層の厚さを感じてきました。こういった、層の厚さだったり、シンメトリーが誰になるのか?みたいなのを考えるのも坂道グループの楽しさだったりします。

 

 

さて、演出の話になります。

 

『Dead end』公開後にこのツイートが流れたのですが、どういう訳かというと、

この写真のシーンは『Dead end』内のものなんですが、それが欅坂時代の『世界には愛しかない』『不協和音』『ガラスを割れ』『黒い羊』のMVのワンシーンに酷似してるんですよね。

明らかに欅坂46を意識したうえでのMVになっている。

欅坂46の創成期からグループを支えるメンバーもこう言っています。

sakurazaka46.com

 

 

もう少し話を進めましょう。

冒頭では決められた道を死んだ目で歩く人々、そしてメンバー。

それを見下ろし縦横無尽に駆ける、センターの森田ひかる

この時森田ひかるカラフルな衣装なのに対して、決められた道を歩く人々やメンバーはモノトーンな衣装を着ています。この色の対比がかなり重要な要素だと思うんですよね。

 

そもそも、欅坂時代はシックでモノトーンな衣装が多かったんですが、このMVではセンターの森田ひかるだけは最初からカラフルな衣装を身に着けています。一つの大きな変化ですね。

そこからるんちゃん(森田ひかる)に導かれるように、モノトーンな衣装を身にまとったメンバー全員が、カラフルな衣装へと変化していくんです。そして決められた道のある空間ではなく、道もなく、果てしなく広い広野で踊るんですよね。

 

簡単にまとめると、

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(衣装)左が森田、右が他メンバー

カラフルな衣装↔モノトーンな衣装

 

(行動)左が森田、右が他メンバー

自由に踊る↔決められた道を歩く

 

こういった対比構造から最終的にほかのメンバーが、森田に導かれカラフルな衣装で、道もない空間で自由に踊る。といった流れです。

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モノトーンからカラフルという時点で、櫻坂46欅坂46とは違うんだ、新しくなったんだというメッセージが感じられますし、センターの森田ひかるが最後孤独になるのでなく、他のメンバーを導いてみんなと一緒に解放されていくような演出は櫻坂独特な世界観だと思います。

欅坂だった場合、るんちゃんだけカラフルなままで、”一人でも生きていく”という世界観に仕上がるんじゃないでしょうか。この

 

欅坂の世界観って混沌や重たいもの感じられつつ、どこか寂しさがあったり、孤独があったり、そういった自分の弱い部分みたいなところであったり、心に寄り添ってくれる優しさがあったんですが、櫻坂はどちらかというと寄り添ってくれるというより、背中を押してくれるといった優しさを感じます。

 

欅坂のMVって映画で言うところの『怒り』を観終わった時に感じた重さや余韻、そこに対する感動みたいなものがあったんですが、櫻坂には良い意味でそれがない。

観終わった後はどんよりとした余韻でなく、どこか爽快感がある感じですね。

 

※血が映ったりとかの描写あるので苦手な方は再生を控えて下さい。ただ映画自体は豪華俳優陣による最高の演技と至高の音楽による演出で、私自身この年の最高傑作だと思ってます。観てない方はぜひ。

 

 

ここまで言っておいてなんですが、別に櫻坂46欅坂46を否定しているわけではないと思います。決められた道をある種否定してるかのような『Dead end』のMVは、それこそ欅坂が大切にしてきたメッセージを継承していますよね。

欅坂46の世界観を肯定しつつ、それをアップデートしていってるような感じですかね。

 

『Dead end』のMVは、時代のMVと酷似したシーンを使ってるだけに、本当に色んな見方や考え方ができておもしろいし、櫻坂にとって大切なMVになりそうな予感がするので是非見て下さい!!

 

これまで色々と書いてきましたが、あくまでこれは個人の考察であり、バキバキの主観です。

ただ、櫻坂46ってただこの子が可愛い!とかって楽しむだけでなく、こうやって歴史の継承や世界観、それを魅せるための演出や表現にも、そしてその考察にも楽しさがあるから大好きなんですよね。クリエイティヴや演出の部分で勝負しているからこそ、惹かれてしまいます。

 

本当にこのグループは色んな楽しみ方がありますね!!

 

 

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みなさん、音楽スタジオと言えばどのような場所だと考えますか?

 

ドラマーがいて、ギタリストがいて、ベーシストがいて、キーボーディストがいて、ボーカルがいて、、、そしてバンド演奏をする。

 

もちろんそういった利用方法が多いのは事実ですが、他にもたくさんの用途があります!

例えば、管楽器やバイオリンの練習。家では大きな音を出しづらいですよね。

他には発声練習だったりとか、簡易的な演技の練習とか、いろんなことが出来ちゃうんです!

つまり、色んな楽しみ方があるということですね!!

 

出来る限りお客様のご要望にお応えしますので、バンド演奏以外でのご利用を希望される方はスタッフにお声がけください!!

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話変わるんですけどこれヤバくないですか?

新宿の楽器屋にあやめん&さくちゃんですよ!?!?!?!?!?

昇モノですわぁぁぁ。