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バンド練習でボーカルがきこえない!対処法と便利なマイク

こんにちは! 町田店スタッフです。

 

みなさんは、バンド練習でこんな状況になったことはありませんか?

 

 

  • スタジオにバンド練習で入ったとき、「ボーカルが聞こえない!」

 

 

これには、主に下記のような原因が考えられます。

 

  1. ミキサーのゲインやボリュームなどの値が低い
  2. ボーカルの声量がない
  3. ドラムやギター、ベースなど他のパートの音量が大きすぎる

 

2番については、

もともとバンドのボーカルとは、バンドという生演奏に合わせて歌唱する必要があり、尚且つギター、ベース、ドラムなど大音量を出す楽器の中で歌うには、歌う本人の声量や音圧があることが一番の要になってきます。

曲の練習と一緒に、基礎的な発声練習を行って、正しい発声を身につけると声量や音圧のレベルアップができます!

 

 

3番については、

ボーカルとして十分な声量のある歌い手だとしても、他のパートのメンバーの気遣いがなく音量が上げ放題になってしまっては、真っ先に飲み込まれ埋もれてしまうのはボーカルです。

他のパートのメンバーとしっかり意思疎通をして、全員が他のパートとの音量バランスを考えて音量設定をできると、ボーカルの負担も最小限にすることができます。

 

 

大きい音を出すことに特化した楽器たちの中で、音の出どころが唯一の人体、それも声帯という繊細な内臓器官を使うボーカルというパートは、とても慎重に扱う必要のあるパートだと思います。

 

 

 

ところで、1番に書いた

  1. ミキサーのゲインやボリュームなどの値が低い

という原因については、マイク選びとマイクの持ち方次第ですぐに解決できるかもしれません。

 

「低いなら上げればいいじゃん!」

 

と考えてゲインもボリュームも上げてしまっては、待っているのは、、、

 

ハウリング!!!

 

キーーーーンという音が部屋に鳴り響き、演奏どころではなくなってしまいます...

 

これは、

マイクから入った音がスピーカーから出てくる

→スピーカーから出た音がまたマイクに入る

→マイクに入った音ががスピーカーから出てくる

→繰り返し

というようなループになってしまい、起こる現象です。

 

なのでポイントは、

ハウリングしないようにマイクのゲインとボリュームを上げていく必要があります。

 

一般的に貸し出されているボーカル用のマイクは、

SM58

というマイクです。

当スタジオでも主なボーカルマイクとして貸し出しを行っています。

 

マイクには指向性という概念があり、マイクが向いている向きからどの範囲まで音を拾うかが、マイクによって違ってきます。

 

 

SM58は単一指向性のマイクなので、マイクが向いている方向、口元周辺の音しか拾わず、ハウリングにも強いためにスタジオやライブハウスなどでは長年にわたって愛用されてきました。

 

 

しかし、単一指向性のマイクでもハウリングが起こってしまうのが、

スタジオ練習などの狭い部屋で様々な方向から大きな音がなる環境です。

 

 

そんな時に便利なのが、単一指向性よりもさらに狭い範囲の音を拾う

 

超単一指向性

 

のマイクです。これには、

SHURE BETA58

 

Sennheiser e945

 

 

などがあります。

 

しっかり声量もあるバンド内で音量バランスがとれている、なのにもかかわらずボーカルの音量を上げられない場合には、

 

超単一指向性

 

のマイクを使うことで、ハウリングしにくく、音量を上げていくことができます。

 

 

今回ご紹介したマイクはこちら!

  1. SHURE SM58
  2. SHURE BETA58
  3. Sennheiser e945

 

いずれも、クラウドナインスタジオ町田店では無料でお貸出ししております!

 

数に限りがございますので、使われる際は事前のご予約をおすすめしています!

 

 

みなさまもぜひ、しっかりと聞こえるボーカルで、快適なバンドライフを送ってください!

 

以上、町田店でした!