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奇跡の復活


こんにちは登戸店です。

 

とっても久しぶりにブログを書いている気がします。鉄オタです。

あまりブログに割く時間がなかったので最近は登場していませんでしたが、しっかりと出勤しております。

大体いつも櫻の人がブログを消費してくれるのですが、本日はお休み...。ということで久々に書いております。

 

先月ではありますが、所用で東北といっても一番下の福島県に行ってました。そのついでに各所で"奇跡の復活"と言われている路線がありますので、全線を走破してきました。

その路線は、新潟県魚沼市小出駅から福島県会津若松市会津若松駅までの路線距離135.2kmを約4時間で結ぶJR只見線です。単線非電化の地方ローカル線であり、途中の只見-会津川口間は1日3往復しか走りません。旅好きや鉄道ファンの間では、秘境ローカル路線の一つとして知られています。とにかく景色が美しく、紅葉の季節には多くの観光客が訪れます。秋以外にも新緑の初夏や雪化粧が美しい冬など、四季折々の情景を楽しめるそんな路線です。さて、なぜ"奇跡の復活"と言われているのか...。



只見線が走る新潟県および福島県会津は、2011年7月の新潟・福島豪雨によって甚大な被害を受けました。橋梁の流出、路盤の流出など複数箇所で発生し、復旧には多大な費用と日数を要することとなりましたが、特に利用者の少ない只見-会津川口間はすぐには復旧工事が行われませんでした。また多額の赤字路線であったこともあり、多くの見解としてこの区間は"廃線"になると考えていたことでしょう。

 

しかし福島県などの沿線自治体の熱意のある要請と費用工面などの検討を何度も行い、豪雨被害から5年以上が経過した2017年3月に鉄道復旧が決定、同年6月に福島県JR東日本の間で正式に合意され、鉄道復旧に向けて大きく前進しました。

そこからかくかくしかじかありまして、2022年10月1日に全線では11年ぶりとなる運転を再開しました。被災してから11年も経過し、誰もが廃線になるだろうと思った路線が地元の熱意で復旧。このことが奇跡の復活と言われる所以であります。

といっても沿線人口も少なく、利用者は少ない路線がなぜ復旧したのか。それは人口が少ないながらも沿線民の只見線に対する利用依存度が高く、特に冬季では豪雪地帯である只見地区では、新潟県福島県の県境を結ぶ国道が冬季閉鎖となるため、移動手段が只見線のみになってしまう...ということが大きな要因です。

 

鉄道ファンからすると景色の美しい只見線が分断されるのは残念な気持ち...という120%私情でしかないのですが、今後もこの路線が存続するためには乗る他ありません。運転再開がちょうど紅葉に向かっていく時期だったこともあり、予想以上の利用客が訪れ、増結や延長運転などが行われました。そんなこんなで只見線は今日も走り続けておりますが、豪雪地帯がゆえに200cmの積雪は当たり前の地域を走行しますので、冬季は運休が多めです。興味のある方はご注意ください。

 

自分が乗りに行ったのは先月の上旬でしたが、日曜であったことと青春18キッパーの多さたるや...小出駅を2両編成の気動車は満員で出発...。この時点で何か幸せになっていた自分ですが、多くの客が乗車した只見線に手を振る沿線の方々が見え、感動を覚えました。乗客の半分ほどは沿線の観光も兼ねていたようで、途中の会津川口駅で半数ほどが下車していき、当駅から沿線住民の利用客も増えてきました。また観光案内のボランティアの方が便乗し、景色の名所案内を行っていました。

そのボランティアの方が、「全線復旧前は沿線民だけの利用でも一両に4,5人しかいなかった只見線が、今日は40人近くも乗って頂いている。こんなにも嬉しいことはありません。」と笑顔で仰っていたのが記憶に残り、「別のシーズンにも乗りに来てくださいね。」と...。私は乗りに行きます。夏にでも乗りに行こうかな...。

たまに脳みそがバグる景色が見れます。

何かが埋まってますが、これでも少ない積雪量の方らしいです。

Koichi_Hayakawa - https://find47.jp/ja/i/pYNjw, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=104811307による

紅葉の季節も本当に乗りに行きたい。春夏秋冬全ての季節で乗りに行きたいと思えるような路線です。鉄道好き以外にものんびりした時間を過ごしたい旅におすすめしたいです。

 

もっと行ったことのない場所に今年は行ければいいなーとか考えてます。旅行費用はありません。なので行けません。あらら...。

 

ではではまたの機会に...。