町田店吉岡です。
昨今某感染拡大防止の関係でライブが出来ずに悶々としているバンドさんが多いと思います。
かくゆう僕の所属している事務所も参加予定だったフェスが中止になってしまったり、ビジネス的にも大打撃を食らっています。
ライブを配信へ切り替えているところがほとんどだと思いますが、ライブ配信をちゃんとやろうと思ったときに機材そろえたり設定したり、今までそっち系に触れてこなかった人にとってはかなりハードルが高いと思います。
そんか方のために!クラウドナインスタジオでは配信サポートサービスを承っております。
https://www.cloud-9-studio.com/whatnew/bc1.html
今回はそんな配信サポートサービスのイメージをしやすいように、僕なりにPC(Macでも大丈夫)を使ったライブ配信のやり方や便利な機能をご紹介します
※実際の配信サポートサービスの内容とはサポートが異なる可能性がありますので詳しくはお問い合わせください
PCからライブ配信をするには専用の【OBS(Open Broadcaster Software)】というソフトを使います。
詳しい設定方法は割愛しますが、ざっくりと設定の流れを説明します。
【ライブ配信に必要なOBSの設定】
サーバー&ストリームキー
この設定でOBSとライブ配信の媒体とコネクトすることができます。
YoutubeやLINE LIVEなどの各種媒体に設定用のキーが表示されていますのでそこからコピーしてOBS側で設定します。
マイク&デスクトップ音声
オーディオインターフェイスをつなげている場合は音声の設定をしてあげましょう。
町田店でレンタルしているアナログミキサーZED10やレコーディング用のオーディオインターフェイスとして使えば複数のマイク入力に対応しているので高音質配信もできます!
ソースの追加(Webカメラの映像を表示させる)
「ソース」画面の+ボタンを押すことで、配信画面に表示させるものを どんどん追加していくことができます。「映像キャプチャデバイス」を追加するとWebカメラの映像を追加できますし画面キャプチャや文字を入れることもできます。
また「シーン」を追加することによって、設定した画面を配信中に切り替えることもできます。
複数の媒体で切り替えて配信したい場合はプロファイルを設定します
プロファイルというのはOBS全体の設定されたデータで、それぞれの配信媒体の設定をあらかじめしたプロファイルを作っておくことによって、毎度設定をいじる必要なく切り替えるだけで設定が読み込まれますので便利です。
配信開始!
OBSの「配信開始」ボタンを押すと設定されたサーバーにOBSの映像が送られます。
YouTubeLIVEの場合はYouTubeの画面内でも配信開始ボタンを押してあげる必要がありますが、媒体によってはOBSの配信開始ボタンでいきなり配信が始まるものもあるので、その場合はオフの時の顔が間違って移ってしまわないように表情をしっかり作ってからボタンを押しましょう。
【その他PC配信で持っておいて損はないツール】
・iPhoneをWebカメラとして使って映え配信するソフトたち
iPhoneをWebカメラとして使えるソフト「EpocCam」
有料版と無料版がありますが、無料版でも使えます。
ただ無料版では解像度(画面の綺麗さ)などに制限があるので、せっかく画質の良いiPhoneを使って配信するなら有料版(¥720)の購入をおすすめします!
使い方としては非常に簡単で、Wi-FiもしくはUSBでパソコンと接続(USBの方が安定します)してOBSのスクリーンキャプチャの設定からWebカメラと同様に選択できます。
また、次にご紹介するソフトを間に挟むと、Snowのように盛れる配信が可能です!
映えまくりカメラエフェクター「SnapCamera」
こちらのソフトを使うことで、Webカメラの映像にフィルターをかけておしゃれにしたり、顔認識をして肌補正やメイクを付け加えてくれたり、自分を変なキャラクターに変身させることだってできちゃいます!
https://snapcamera.snapchat.com/
英語のソフトですが、直感的に操作できるのでいじってみると面白いことができるかも。
SnapCameraのカメラ設定でWebカメラを読み込んで好きなフィルターをかけて、OBSで表示させたい場合はOBSの設定上で「SnapCamera」を選んであげれば使えます。
・使っててよかったライブ配信用機材
カメラは二つ以上あるとグンと配信クオリティアップ!
引き(全体)と寄り(アップ)の二つ以上のアングルを切り替えるだけで映像の質がテレビ番組みたいにグンと上がります。
僕が配信をするときは画角の広めのiPhoneで全体を映し(広角レンズを僕が持ってないため)、ズームレンズや画角の狭めのレンズを一眼レフに装着しそれぞれのアングルの寄りで撮影してスイッチャーでリアルタイムで切り替えて使っています。
カメラマンがいるなら定点カメラと手持ちカメラを切り替えても面白いです。
カメラのスイッチャーとしてはBlack Magic DesignのATEM miniを使えば4つまでカメラをつなげることができますが、現在コロナ需要なのか中々手に入りません・・・
しかしなんと、このATEM miniをはじめ配信に必要な撮影機材を宮前平店でレンタルできちゃうそうです!
https://www.cloud-9-studio.com/whatnew/bc1.html
リアルライブが出来るようになってもライブ配信の需要は今後どんどん上がっていくことは確実なので、これを期にあなたもライブ配信デビューしてみては?