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ウサギちゃんのお話。

こんにちは登戸店です(19時すぎ)。

久々にブログの投稿となります登戸の鉄オタです。ちゃんと出勤はしていたのですが、他のブロガーの台頭により出現機会がめっきり減ってしまいました。あまり個人的な外出も出来ない中で鉄道ネタの収集があまり出来てないです...。

 

 

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昨年の冬に新型コロナウイルスが流行しはじめて、もう1年半も経ってしまいました。旅行が大好きな自分としては、最近の陽性者数増加の中で生活圏から出ることも出来ず、どこに行こうかなーなんて妄想だけでうずうずしています。どこかおすすめの旅行先あれば、ぜひ教えてください。ゆるキャンを見たせいでキャンプもしたい。

 

そんな今日は鉄オタが鉄道ネタを取り扱わずに、ウイルス関連でオーストラリアで実際に起こったウイルスに関するお話でもしようかなと思います。コロナじゃないよ。なんでこんなことを知っているかって??さぁ...なんででしょう...。

 

 

・ウサギちゃんがオーストラリアへ行く

さて、1859年のオーストラリアに24匹アナウサギが持ち込まれました。日本国内ではペットとしてよく知られているカイウサギ(イエウサギ)の原種です。オーストラリアとなれば、コロナ禍前に旅行先としても人気の国で行ったことある人も多いかもしれませんが、固有動植物種の保全等の理由から検疫が世界的に厳しい国として知られています。そんな国に持ち込まれた24匹のアナウサギが何を引き起こしたのか辿ります。

 

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たぶんアナウサギ(だと思われる)。カナダにて鉄オタ撮影。

 

・ただ"狩り"を楽しむだけだった

"狩り"はスポーツハンティングとして富裕層などの嗜みとして欧州や欧米では現代でも多く行われています。ハンティングは、特定の生物種の増殖抑制に働きかけることもあれば、減少・絶滅に追いやることもあります。毛皮獲得や単純にハンティングを楽しむという目的で行われることが多いようです。釣りや漁業ともそこまで変わりはありません。

24匹のアナウサギは、トーマス・オースティンによってイギリスより"狩り"の目的としてイギリスより取り寄せたものでした。自らの土地においてイギリスで楽しんだ"ウサギ狩り"をオーストラリアの土地で楽しもうとしました。もしその場で24匹全てを狩ることが出来ていれば、歴史はそこまで動きませんでしたが、持ち込まれたアナウサギは狩られた個体もいたでしょうが、生き残った個体がオーストラリアの土地に完全に適合。アナウサギに関して次のような記述があります。

年間降水量1000mm以下の地中海性気候が適し,巣穴の掘りやすい排水力のある堅牢な土壌を備え,採食場に隣接して隠れ場となる低木林のある環境.(国立環境研究所 侵入生物データベース)」

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10040.html

完璧にオーストラリアの乾燥した土地に適合しちゃったというわけです。食物連鎖で高次消費者となる猛禽類やネコも同時に人間にハンティングされていたことでウサギにとっての天敵が不在...。高い繁殖力と移動能力、捕食圧のかからない広大なオーストラリアの土地ということもあり、個体数は驚異的なスピードで増加し、生息地域も拡大していきました。好条件揃いまくりだったというわけです。

 

・増え続けるウサギちゃん

年間出産回数3〜5回、一回の出産で4〜9匹の子ウサギが産まれるアナウサギは狩っても獲っても毒殺しても追いつかず、さらに増えていくこととなりました。止まることなく個体数の増加と生息地域の拡大し続け、その結果24匹が推定8億匹になってしまいました。ここまで増えることが出来たのは、生態的ニッチの被る他種がいなかったのではないかなと思いますね。天敵も少なかったことが作用したと思います。

アナウサギ以外にもオーストラリアに持ち込まれた外来生物によって、オーストラリア固有の有袋類などの在来哺乳類は徐々に姿を消して行くこととなります。皆さんご存知のコアラも有袋類ですが、人間の保護活動によって個体数を保っています。ちなみに同じ有袋類のカンガルーは絶滅に瀕している種もあれば、増加している種もあるようです。

 

・なんとかウサギの増加を食い止めたい

とんでもない数まで個体数を増やしたウサギは、固有種への影響も然り、人間が巣穴に落ちるなどの日常生活にも影響を及ぼすようになりました。そこでミクソーマウイルスという致死率がほぼ100%の強毒ウイルスをアナウサギに対して導入します。

導入当初は効果的に作用し、アナウサギの個体数減に成功しました。しかしミクソーマウイルスも宿主となるアナウサギを全滅させてしまうと自らが生きる環境を失うことになり、最終的にはウイルス自体の全滅という方向へ進んでしまいます。またイギリスでは、99%の野性ウサギが死滅しましたが、僅かに生き残ったウサギ側が免疫を獲得し、徐々に免疫が広がっていき個体数が増えていった事例もあります。

 

・ウイルスはどのようになった?

前述の通り、致死率ほぼ100%のままでは宿主を全滅させてしまいます。言い換えれば、宿主を残せば、自らの生存環境を残すことが出来るという訳です。ウイルスに人間のような脳みそはありませんが、生存戦略として結果的に自らの毒性を弱くすることで宿主を完全に殺さないウイルスに変異していったのです。最終的には中程度の毒性となり、ある程度の致死率をアナウサギにもたらしてはいますが、導入初期のような強毒性は失われています。

 

(あくまでも個人的な推察ではありますが、なぜ中程度の毒性になったのか考えてみると、弱毒すぎると宿主の抵抗力によって死滅させられてしまい、他個体に感染することが出来ないということなのかな...と考えておりますが、今度詳しく調べてみます。)

 

あくまでもミクソーマウイルスは自らの生存戦略として毒性を弱毒化させ、宿主を死滅させないという方向へ変異(進化)したと言えますが、ウイルスによってその変異は異なります。サル免疫不全ウイルス("HIV:ヒト免疫不全ウイルス"の起源とされるウイルス)は、宿主に対して致死的な影響は与えないが、マラリアやエボラ出血熱のように高い致死率を示すウイルスも存在しています。

ウイルスは常に早いスピードで世代交代を繰り返すことで、自らを複製する際に複製エラが発生することがあります。つまり"変異"が発生してしまい、種にとって都合の良い変異(進化)となることもあれば、都合の悪い変異となることもあります。都合の悪い変異種は、その種の生存に不利であることなので、次第に世の中から消えていくことになるでしょう。

今後新型コロナウイルスがどのような変異が起きていくのかは誰にもわかりませんが、世界中の研究者がいまある変異型を常に捉えて推測しているはずでしょう。薬が出来れば...ワクチンが普及すれば...その都度ウイルスもそれに抵抗して強くなろうとするのか、無害・弱毒化...はたまた絶滅して人間への影響が低減するのか...そんなことは誰にもわかりません。果たしてどこまでコロナウイルスと人間のいたちごっこが続くのか...。ミクソーマウイルスほどの絶対的な致死率は持っていませんが、今よりも弱くなってくれることを願うばかりです。

 

 

さて、今回の話題はおしまいです。

次は鉄オタらしく鉄道ネタを取り扱うかも...?

 

ではでは!!

 

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